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脊髄損傷

yamamototop0001.png   脊髄損傷とは人間の主要な運動神経、知覚神経を司る神経である中枢神経系が損傷することを言います。

頸髄損傷、胸髄損傷、腰髄損傷、中心性脊髄損傷といった傷病名がつけられることもありますが、これらはいずれも脊髄損傷にあたります。

 

>>脊髄損傷とは?

 

 

後遺障害の等級認定について

脊髄損傷の場合、麻痺など症状の程度などに応じて、1級1号、2級1号、3級3号、5級2号、7級4号、9級10号、12級13号が認定されます。
脊髄損傷の後遺障害等級は、下記のとおり、どの場所にどのような麻痺が生じるかによって決まります。
等級 認定基準
1級1号
せき髄症状のため、生命維持に必要な身のまわりの処理の動作について、常に他人の介護を要するもの
①高度の四肢麻痺が認められるもの
②高度の対麻痺が認められるもの
③中等度の四肢麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について常時介護を要するもの
④中等度の対麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について常時介護を要するもの
2級1号
せき髄症状のため、生命維持に必要な身の回りの処理の動作について随時介護を要するもの
①中程度の四肢麻痺が認められるもの
②軽度の四肢麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について随時介護を要するもの
③中等度の対麻痺であって、食事・入浴・用便・更衣等について随時介護を要するもの
3級3号
生命維持に必要な身の回りの処理の動作は可能であるが、せき髄症状のために労務に服することができないもの
①軽度の四肢麻痺が認められるもの
②中等度の対麻痺が認められるもの
5級2号
せき髄症状のため、きわめて軽易な労務のほかに服することができないもの
①軽度の対麻痺が認められるもの
②1下肢の高度の単麻痺が認められるもの
7級4号
せき髄症状のため、軽易な労務以外には服することができないもの
①1下肢の中等度の単麻痺が認められるもの
9級10号
通常の労務に服することができるが、せき髄症状のため、就労可能な職種の範囲が相当な程度に制限されるもの
①1下肢の軽度の単麻痺が認められるもの
12級13号
通常の労務に服することはできるが、せき髄症状のため、多少の障害を残すもの
①運動性、支持性、巧緻性及び速度についての支障がほとんど認められない程度の軽微な麻痺を残すもの
②運動障害は認められないものの、広範囲にわたる感覚障害が認められるもの



脊髄損傷の等級認定のポイント

①画像を撮影する

脊髄損傷が生じていることを立証するためにはX-p画像、MRI画像、CT画像を撮影して必要な画像所見を得なければなりません。受傷後の急性期でなければ写らないMRI画像所見もあるので、手遅れになる前に画像を撮影するよう注意が必要です。

②症状を記録化する

当然のことながら、脊髄損傷に由来する神経症状が生じていることもきちんと記録化しなければなりません。そのためには、有意な検査をしてもらう必要があります。

例えば、膝などをゴムハンマーで叩き、身体の反射をみる病的反射の検査や筋力がどの程度低下しているかをみる徒手筋力テスト等です。

また、脊髄損傷の場合、様々な症状が出ることから、保険会社が「脊髄損傷の症状に合わない」と主張してくることが多々ありますので、ただ検査をすればよいというわけではなく、各人に応じた所見をもらう必要があります。

 

 

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