せき柱の変形障害で11級が認定されていた10代学生につき、弁護士の交渉により1000万円以上増額した事例
年齢:10代(高崎市)
職業:学生
年齢:10代(高崎市)
職業:学生
病傷名 | 頚椎骨折 |
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解決方法 | 相手方保険会社との示談交渉 |
ご依頼前の後遺障害等級
11級7号ご依頼後の後遺障害等級
11級7号ご依頼前の金額
786万円ご依頼後の金額
1790万円増額分
1004万円賠償額の詳細(抜粋)
損害項目 | 当事務所に ご依頼前 | 当事務所に ご依頼後 |
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入院付添費 | 2 万円 | 47万円 |
傷害慰謝料 | 130 万円 | 217万円 |
後遺障害逸失利益 | 392 万円 | 1115万円 |
後遺障害慰謝料 | 269 万円 | 420万円 |
ご相談・ご依頼のきっかけ
自転車 対 車の事故。
高崎市在住の10代学生が歩道を自転車で走行していたところ、交差点での車同士の衝突事故により弾き飛ばされた車が衝突して、事故が起こりました。
頚椎骨折などのケガで2ヶ月以上の入院と1年弱の通院を余儀なくされました。
事前認定(加害者の任意保険会社を通じた後遺障害の認定手続)により11級が認定された後、加害者の保険会社から示談案の提示を受けた段階で、「保険会社の提示してきた示談金額は妥当なものなのかを聞きたい」とのお問い合わせを被害者のご家族から頂き、当事務所での法律相談を経て、ご依頼となりました。
当事務所が対応した結果
裁判基準(弁護士基準)での交渉
ご依頼頂いた後、加害者の保険会社との間で示談交渉を行いました。
保険会社が被害者の方に提示した示談金額は、まず傷害慰謝料や後遺障害慰謝料の額が、裁判所の基準で算定される額を大きく下回るものでしたので、傷害慰謝料や後遺障害慰謝料について裁判所の基準により算定することを保険会社に対して求めました。
また、認定された後遺障害が変形障害であったこともあって、後遺障害逸失利益について保険会社が提示した金額も低額にとどまっており、この点についても大幅な増額を保険会社に対して求めました。
1000万円以上の増額
示談交渉の結果、傷害慰謝料や後遺障害慰謝料については裁判所の基準により算定した額がそのまま認められました。
また、後遺障害逸失利益についても、時間はかかりましたが、大幅な増額を認めさせることが出来ました。
その結果、ご依頼される前の保険会社からの提示額から1000万円以上の増額が保険会社に認めさせることができ、示談により解決することとなりました。
弁護士の所感(解決のポイント)
保険会社との交渉において、せき柱の変形障害による将来の仕事への支障がどの程度認められるどうかは、しばしば問題になります。
今回のケースでは、実際に生じている支障に加えて、今後考えられる支障などを丁寧に粘り強く保険会社に説明した結果、後遺障害逸失利益について大幅な増額を認めさせることが出来ました。
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