10代学生が高次脳機能障害により後遺障害7級が認定され、約8000万円以上が補償された事例
年齢:10代(前橋市)
職業:学生
年齢:10代(前橋市)
職業:学生
病傷名 | 脳挫傷など |
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弁護士特約 | あり |
解決方法 | 後遺障害等級認定サポート 相手方保険会社との示談交渉 |
ご依頼前の後遺障害等級
-ご依頼後の後遺障害等級
7級4号ご依頼前の金額
-万円ご依頼後の金額
8249万円増額分
8249万円賠償額の詳細(抜粋)
損害項目 | 当事務所に ご依頼後 |
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入院雑費 | 4万円 |
通院交通費等 | 96万円 |
傷害慰謝料 | 159万円 |
後遺障害逸失利益 | 7084万円 |
後遺障害慰謝料 | 1000万円 |
ご相談・ご依頼のきっかけ
自転車vs自動車の事故。
前橋市在住の男子学生が自転車で道路を横断していたところ、加害者の運転する自動車に衝突されて事故が起こりました。
脳挫傷・急性硬膜下血腫の重症を負われ、1ヶ月の入院と半年間の通院を経ましたが、事故前には無かった記憶障害などの症状が残ってしまいました。
ご両親から「治療がほぼ終了したが、この後どのように進めてよいのか分からないので相談したい」と当事務所にお問い合わせ頂いた事がきっかけで、ご依頼いただくこととなりました。
当事務所が対応した結果
後遺障害等級認定サポート
診断書に「脳挫傷」との記載があったことから、高次脳機能障害の可能性を考え、ご両親を含めてご家族の方からお話を伺いました。そうしたところ、記憶力などの低下を示す出来事が事故後に多くみられるようになったことが分かりました。
これらの症状は病院では注目されていませんでしたが、ご家族から伺ったお話などを弁護士から主治医の医師にご説明するなどして、残ってしまった症状が適切に記載された後遺障害診断書を作成していただきました。
後遺障害の申請の際には、ご家族から伺ったお話を当事務所でまとめたものもあわせて提出しました。
後遺障害等級7級4号が認定
当事務所の後遺障害認知サポートの結果、記憶力の低下などが高次脳機能障害と認められ、次の後遺障害等級が認定されました。
- 第7級4号(神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することが出来ないもの)
上記の結果をふまえて当事務所で加害者の保険会社と示談交渉を行った結果、合計で8000万円を超える損害賠償が認められ、示談による解決となりました。
弁護士の所感(解決のポイント)
高次脳機能障害の場合、被害者本人には記憶力の低下などの症状の自覚がない(あるいは症状の自覚が乏しい)ことが多いため、被害者の方が医師に症状を訴えるということが難しい場合が多く、見過ごされてしまうことがあります。
そのため、適切な後遺障害の認定を受け、適切な補償を受けるためには、被害者の方のご家族の協力が不可欠です。
今回のケースでは、ご両親も含めご家族から事故後の被害者の方の変化について詳しく伺うことができました。その内容をまとめた資料により高次脳機能障害の症状が認められ、適切な後遺障害の認定を受けることができたと考えます。
凄惨な事故に遭われてしまった被害者の方、またそのご家族が最大限の補償を受けられるために尽力するのが弁護士の仕事です。
適切な後遺障害等級が認定され、8000万を超える賠償金を獲得できた事は本当に良かったです。
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