10代学生の自転車事故につき、胸椎圧迫骨折で11級7号が認定され、裁判で約1800万円が補償された事例
年齢:10代(高崎市)
職業:学生
年齢:10代(高崎市)
職業:学生
病傷名 | 第10、11、12胸椎圧迫骨折 |
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解決方法 | 後遺障害等級認定サポート 相手方保険会社との示談交渉 裁判 |
ご依頼前の後遺障害等級
-ご依頼後の後遺障害等級
11級7号ご依頼前の金額
-万円ご依頼後の金額
1800万円増額分
1800万円賠償額の詳細(抜粋)
損害項目 | 当事務所に ご依頼後 |
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傷害慰謝料 | 123万円 |
後遺障害逸失利益 | 1043万円 |
後遺障害慰謝料 | 420万円 |
和解調整金 | 135万円 |
ご相談・ご依頼のきっかけ
高崎市在住の学生が自転車に乗って走行していたところ、後ろから走行してきた相手車両と接触する交通事故に遭われました。
転倒の衝撃で第10、11、12胸椎圧迫骨折を負い、治療期間は200日以上に及びました。
治療終了後も負傷部位には常に痛みが残っている状態で、自転車に乗る際も痛みを我慢して乗らざるを得ない状況でした。
ご両親より「後遺障害認定から示談交渉までお願いしたい」とご相談を受け、受任することとなりました。
当事務所が対応した結果
後遺障害等級認定サポート
相手保険会社との治療期間の交渉を行うとともに、相手保険会社が所持している診断書等を全て取り寄せました。
その後、後遺障害の申請を行い、第11級7号が認定されました。
後遺障害の申請は、画像上も圧迫骨折が明らかであったため、想定通り第11級7号が認定されました。
裁判上の和解で適切な賠償額が認定
当該等級に基づき損害賠償額を算定し、相手保険会社と示談交渉を行いましたが、想定を大幅に下回る金額での提示しかなく、交渉は決裂しました。
その後、当方の主張を裏付ける証拠をもとに、訴訟提起を行いました。
結果、交渉段階は約600万円だった賠償額が3倍に増額し、約1800万円の賠償額が認定される事となりました。
弁護士の所感(解決のポイント)
本件は、圧迫骨折で第11級7号が認定された事案でした。
圧迫骨折の場合には、賠償上、後遺障害逸失利益という費目に関して、今後の労働にどの程度影響を与えるかが非常に争われます(労働に影響が生じない方も多く存在するためです。)。
示談交渉段階においては、相手保険会社は、「圧迫骨折であることを理由に労働能力に与える影響は相当少なく、賠償額としても多額になることはない。」との主張に終始しました。そのため、交渉は決裂し、訴訟による解決を図ることとしました。
裁判においては、主治医に協力してもらい、現在残存している症状が今後も継続し、労働に与える影響が大きいことを記載した意見書を提出しました。また、ご本人からは日常生活での支障を聴取したうえで、陳述書を作成し提出しました。
これらにより、裁判所も当方の主張を前提とした内容で和解案が提示され、被告(相手方の保険会社側)も同和解案に応じ、和解による解決となりました。
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