異議申立により胸骨の変形で12級が認定され、824万円が補償された事例
年齢:40代(伊勢崎市)
職業:会社員
年齢:40代(伊勢崎市)
職業:会社員
病傷名 | 胸骨骨折 頚椎捻挫 左第9・10肋骨骨折 |
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弁護士特約 | あり |
解決方法 | 後遺障害等級認定サポート 異議申立 相手方保険会社との示談交渉 |
ご依頼前の後遺障害等級
-ご依頼後の後遺障害等級
12級5号ご依頼前の金額
-万円ご依頼後の金額
824万円増額分
824万円賠償額の詳細(抜粋)
損害項目 | 当事務所に ご依頼後 |
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休業損害 | 60万円 |
傷害慰謝料 | 124万円 |
後遺障害逸失利益 | 550万円 |
後遺障害慰謝料 | 290万円 |
ご相談・ご依頼のきっかけ
車 対 車の事故。
伊勢崎市在住の男性が信号のある交差点を青信号で直進したところ、対向車線から右折してきた相手車両と衝突する、いわゆる右直事故に遭われました。
衝突の衝撃によって男性は胸骨や肋骨の骨折、むちうち等のケガをされ、事故から8か月が経過し、そろそろ治療終了・症状固定というタイミングでした。
未だに胸部の痛み、頚部の痛み、左下腿の違和感などの症状が残っているとのことだったので、後遺障害の申請手続からお任せいただくこととなりました。
当事務所が対応した結果
後遺障害等級認定サポート
受任時に症状固定のタイミングだったので、後遺障害診断書作成時の注意点をご説明し、作成を依頼しました。その後、後遺障害の申請にあたり、ご依頼者様の症状等について丁寧な聞き取りを行い、当方で意見書を作成して後遺障害の申請を行いました。
異議申立により12級が認定
当方で後遺障害の申請をした結果、胸骨の骨折については本件事故との因果関係がないとの理由で、後遺障害の認定がされませんでした。そこで、本件事故直後に撮影したレントゲン画像について主治医のご意見を伺おうと考え、主治医に医療面談を申し込みました。主治医の見解も本件事故によって生じた骨折であると考えられるとのことだったので、その旨の照会書を作成していただきました。
これを新たな添付資料として異議申し立てを行った結果、胸骨骨折と本件事故との因果関係を認めてもらい、無事に12級5号の認定を受けることができました。
弁護士基準により交渉
示談交渉の場面では加害者側に代理人が就いていたため、後遺障害逸失利益の内容を争ってきました。
当初は、労働能力喪失率や喪失期間を大幅に縮減するような示談案を提示してきましたが、過去の裁判例を示しながら粘り強く交渉を続け、結果として総額824万円で示談することができました。
弁護士の所感(解決のポイント)
最初の後遺障害の申請では、胸骨骨折と本件事故との因果関係が認められないという予想外の理由で、後遺障害の認定がされませんでした。もっとも、本件事故の被害状況やレントゲン画像などの客観的資料に照らすと、不合理な結論であることは明らかでした。
そこで、早期に主治医に面談を申し入れて照会書の作成を依頼するなどして、異議申立ての準備に着手しました。
その結果、胸骨骨折と本件事故との因果関係が認められ、無事に胸骨の変形で後遺障害の認定を受けることができました。ご依頼者様も、残ってしまった症状に対して適切な認定がされたので満足していただけました。
示談交渉では、加害者側に代理人が就いていたため、一般的な示談交渉よりも少し時間がかかってしまいましたが、過去の裁判例も踏まえながら粘り強く交渉を行ったことで、結果的に適切な賠償を受けることができ、ご依頼者様にも満足していただけました。
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